忍者「かぜ」 すこやか《院長の独り言》|おおはらクリニック

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忍者「かぜ」 すこやか《院長の独り言》

忍者「かぜ」 すこやか《院長の独り言》

忍者「かぜ」

病気と健康の境目 (11) 忍者「かぜ」


今回は、風邪の神様はスルメを焼くにおいが嫌い、なんて話じゃありません。「かぜ」は単一の病気ではなく、原因となる病原菌は数百種類もあり、これらをまとめて「かぜ」と呼んでいます。感染した病原菌が好む所により、鼻かぜ、のどかぜ、咳かぜ、胃腸かぜとなります。したがって治療法も単純ではありません。中には脳や心臓を好むものがあり、脳炎や髄膜炎、心内膜炎や心不全を伴うこともあります。弱り目にたたり目、体が弱った時は抵抗力も弱り、複数の感染症を併発する場合も稀ではありません。インフルエンザは「かぜ」の一種ですが、肺や脳に致死的な合併症を起こすことがあり、まるで堤防が決壊したように症状の進行が早く油断できません。次々に流行しやすく毒性が高い形に変身し、「かぜ」の病原菌の中では最も凶悪で最強の忍者です。この為に他の「かぜ」とは別扱いで、インフルエンザだけは予防接種を行います。

日常できる予防は当たり前のようなことばかり。インフルエンザは低温で乾燥した空気を好み、空中から伝染します。感染者に近づかない、つまり人が集まる所に行かない。外出から帰ったら手洗いとうがい。
特別な消毒薬の必要はありません。水道水はわずかに塩素を含んでおり、たっぷりの流水でじっくり洗い流してください。まず口をすすぎ、つぎにのどの奥をガラガラして、これを2回くり返す。暖かく適度に湿度を保ち、睡眠と栄養はたっぷり取りましょう。忍者は隙を突いて入り込みます。スルメを焼く効果は定かではありませんが、風邪の神様に取り付かれないよう注意を怠らない心構えが大切です。

おおはらクリニック   大原 元太

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