幸福の種 すこやか《院長の独り言》|おおはらクリニック

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幸福の種 すこやか《院長の独り言》

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幸福の種

病気と健康の境目 (22) 幸福の種


私は落語が好きです。カセットテープやDVDなどを買い込んで楽しんでいます。音楽や演劇なども同様ですが、落語も生で見ると全く迫力が違います。
人間国宝・桂米朝さんの高座もそうでしたが、落語は単なるお笑いではなく芸術です。日本の古典芸能はすごい。
人を笑わせる為には、全て記憶した繊細な意味内容を的確に伝えなければなりません。独演会ならば、座布団の範囲しか動かず、約2時間観衆を自分に惹きつける。落語家は「笑い」という作品を表現する芸術家であり、自分の思いを伝える達人なのです。

先日久しぶりに落語を観る機会がありました。今回は桂文珍さん。
理屈抜きでほんとに面白い。「あは、あは、あは」大口開けて涙を浮かべ笑ってしまいました。帰るときにはなんだかスッキリしています。
笑いは副作用のない薬とも言われます。まず精神が浄化されます。林家木久蔵さんの落語を聞いて自殺を思いとどまった、という人もいたそうです。
また、関節リウマチの患者さんたちに約一時間落語を聞いてもらい、前後で痛みやストレスに関連したホルモンを測定すると明らかな改善が見られた、という研究もあります。笑いは免疫力を高め癌の予防や治療に効果がある、というのも本当かもしれません。
病は気から、笑う角には福来る、といった格言も先達の鋭い観察がそう言わせたのでしょうか。

しかし、いくら笑うのが良いと言っても何かネタが必要です。
自分にはそんな楽しい事なんか無い、と思っているあなた。隣の芝生は青く見える、と言いますが、あなたの芝生は他人から見ると青いのですよ。笑いのネタ、即ち幸福の種は必ず在ります。
落語家は客から笑いを引き出すために血のにじむような努力をしています。
幸福の種は待っているだけでは手に入りません。誰も与えてくれません。自分の種は自分で探して育てましょう。思いもよらないすぐ側にあるかも知れません。あなたの努力はきっと報われるはずです。


 おおはらクリニック  大原 元太

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